女性1人旅が流行っており、私も実際にいろんなスポットにひとりで訪れるようになりました。一人旅の良いところは、誰にも気を遣わずに好きな場所に足を運べることです。グループで旅行をすると、ずっと団体行動となって好きなことに挑戦できないケースが多々ありました。食べたお菓子や料理があっても、誰かが嫌だといったら注文すらできません。せっかくリラックスするために旅をしているのに、余計にストレスが溜まることもあったほどです。そんな経験から、いまでは一人で旅行をするようになりました。

全国各地、津々浦々をめぐりましたが、私にとって最高の場所になたのが沖縄です。インターネットで「沖縄ダイビングライセンス」というキーワードで検索をした際、現地には女性1人旅の人を受け入れる施設があり、そこを利用しました。その施設とはワールドダイビングというところで、沖縄県名護市にクラブハウスを構えています。以前から水中散歩をしてみたいと思ってはいたものの、私が暮らしている島根県にはダイビングスクールはありません。せっかくなら美しいサンゴを目にしながらライセンスを取りたいと思ったので、沖縄に旅立ったわけです。ここからは、私が沖縄ダイビングライセンスで経験をした思い出をご紹介していきましょう。まだ本州は15度程度しか気温が上がらない4月上旬に現地に向かいました。南西諸島の沖縄はすでに25度の気温となっていたので、空港に降り立ったときにはすごく汗ばんだものです。レンタカーを借りてワールドダイビングショップに向かい、那覇空港から約1時間で到着をしました。

水泳が苦手でもダイビングライセンスが取れるのか不安でしたが、水中に潜るのに泳ぎの得手不得手は関係ないと教わって安心したものです。そしてなによりも、女性1人旅でも変に思われないかということも不安でした。ところがそんな不安は抱く必要がなく、私以外にも男性の1人旅の方や海外のバックパッカーもいました。

その方々と一緒のグループになって計2日間の実技講習を受けたわけです。名護市のゲストハウスに宿泊をしながらの沖縄ダイビングライセンスの旅で、充実したひと時を過ごせたものでした。ワールドダイビングでは２日間短期集中型ライセンスツアーを用意されており、1名から参加が可能です。おかげで短い期間で国際ライセンスを手にして、今ではハワイやグアムにいって美しい海の散歩を満喫できるようになりました。